秋の楽しみ、栗菓子の数々を集めてみました。
秋の和菓子1 老松の栗しぼり
秋の味覚といえば栗。数ある栗を使ったお菓子の中でも栗そのものが味わえると発売日を毎年楽しみにしているファンも。蒸した栗を丁寧に裏ごしし、砂糖とあわせ、茶巾で栗の形に絞った栗菓子です。
老松 北野店 http://oimatu.co.jp

秋の和菓子2 栗蒸し羊羹
「蒸し羊羹」とは、昔なつかしい「でっち羊羹」のこと。砂糖が高級品だった頃、甘みの少ない「蒸し羊羹」は丁稚さんでも買えるお手頃品だったようです。時代はかわり甘さ控えめはな味わいは素材の味が勝負。写真のものは高級丹波栗をほくほくに蒸したものです。

秋の和菓子3 焼き栗きんとん
古代の菓子は木の実や果物を意味していました。奈良時代には天皇が全国に栗を植えるように命じるほど、日本人は遠い昔から栗を好んで食べていたようです。写真のものは栗きんとんに、香ばしい焼き目をつけた栗の味が濃厚な逸品。国産栗と上質な白あんがなめらかで、ほくほくの食感です。
若菜屋 御池本店 http://www.wakanaya.jp

秋の和菓子4 栗こなし
白餡に小麦粉と餅粉を混ぜ合わせて蒸しあげてから、熱いうちにこなすことから『こなし』と呼ばれる生菓子の製法。細工をしやすい粘りがあることから、形を整えたり、包み生地として利用するなど、季節の創作菓子には欠かせない「練り物」の一種です。
千本玉壽軒さんの本物より栗らしいおおらかな形の生菓子はインスタ映えもさることながら、まさしく栗といった濃厚な味わいで、秋ならではのひと品です。
千本玉寿軒 http://sentama.co.jp/


